私が耕作(栽培)する御牧ヶ原台地と呼ばれる地域は、非常に強力な粘土質土壌です。
このため、白菜やキャベツ・レタスなどの葉菜類は、硬く歯ざわりが良すぎてサラダなどの生食にはお勧めできません。この地域で葉菜を栽培する方は見かけませんが、ジャガイモなどの根菜やトマト・モロコシなどは、味の濃いおいしい物がとれます。特にジャガイモは昭和30年代から40年代にかけて「原の白土いも」と言うブランドで主に関西方面に相当量が出荷されたと聞いています。
当時、米作は台地のため水便が悪く米を作りたくても雨水の溜め池だけでは、僅かな面積の水田だけでしたが地元の人達の「美味しい米をおなかいっぱい食べたい」と言う熱意で、蓼科山系の清らかな湧き水で有名な女神湖から延々とパイプでの引き水工事が完成し、充分な水量が確保できるようになり米作も行われるようになりました。
当地では「原の米」と呼ばれJAの関係者や米穀業者から一目置かれる存在ですが、いかんせん美味しい米の採れる地質範囲が狭いために、総生産量が少なく、ほとんどが縁故米と昔からの付き合いの米穀業者の引取りで終わってしまいます。私の場合、所在地(長野県佐久市)と、耕作地(長野県小諸市)が車で20分ほど離れた場所に有ります。自宅の周りには親父から相続した田畑があり、そこで米作もしていたので、産まれた時から佐久市常田の米で育ちました。常田の米も美味しいですよ。全農長野で「特A米指定地区」(全農長野が長野県下で特に美味しい米の取れる佐久市周辺と飯山市周辺の中からピックアップして指定した地区)に選ばれた場所ですので。
縁あって10年ほど前から御牧ヶ原も耕作し始め、原の米を食べてからカミさんいわく米にはまってしまいました。不思議な米です。夜寝る前に研いでおき、翌朝に炊きます。朝食を済ませ、弁当を作ります。残りを保温ジャーに入れて夕飯用に保存。お昼の冷めた弁当が旨いのです。保温ジャーのごはんが夕飯の時、炊きたての朝飯の時よりも一味プラスされたような感じがするのです。
御牧ひかりと言う呼び名は、私が付けた名前です。基本的には長野県産コシヒカリです。他の長野県産コシヒカリと混同されたくなかったので、商標登録の出願をし、平成十七年九月に特許庁より認可が下りました。
私の栽培する米は完全無農薬ではありません。出来うる限り減農薬(除草剤は、田植後一回のみ)や、有機栽培には務めています。私も家族も親戚や知人が毎日食べる主食ですので。
店舗名 | 米定 |
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代表 | 加藤 泰定 |
所在地 | 〒385-0026 長野県佐久市常田504 |
電話番号 | 0267-67-3359 |
FAX番号 | 0267-67-3359 |
メールアドレス | info@saku-mimakimai.com |
営業時間 | 10:00~19:00 |
定休日 | 不定休 |
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